天目茶碗(てんもくちゃわん)=建盞(けんさん)

中国泡茶道篁峰会の事務スタッフです。

今回は久しぶりに、スタッフのつぶやきです。

タイトルにもかきましたが、皆さん、【天目茶碗】という言葉、聞いたことがありますか?

日本茶道の世界ではとても有名で、もしかすると、テレビや雑誌で耳にしたことがあるという方も多くいらっしゃるかもしれません。

実はこの天目茶碗は中国茶の世界でも有名です。

その昔、中国は宋の時代(日本は鎌倉時代)

お茶を飲む時に使う器のひとつを茶盞(ちゃさん)といい、天目山の禅寺で修行をしていた僧が寺で、また江南地域の人々が普段から使用していました。

福建省の建(けん)窯(よう)という窯元で作られた茶盞なので、中国では【建盞(けんさん)】ともいいます。

現在、中国で販売されている天目茶碗は、再建した建窯で現代の作家が作ったものです。

当事務所でも先生が訪中時に購入し、来客やスタッフとの打ち合わせなど、様々な場面で使用しています。

中国泡茶道篁峰会

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